このページでは、皆様よりお寄せ頂いた造形素材や樹脂などに関する疑問質問に対し、店主が持つ乏しい知識の範囲でお答えすします。もし、店主の答えで「それは違う!」的な事がありましたら、どんどん掲示板、メールなどで突っ込んで下さい。よろしくお願いします。


Q・1
東芝シリコンTSE350(1kg)ですが、シリコン同士では、離型剤が必要とのことですが、流し込む場合にもワックス以外の離型剤が必要なのでしょうか?

A・1
シリコンの型に対しシリコンを流し込むという場合でなければそれでもある程度の剥離性はありますが、製品を型から外す際、ムリな力がかかって型が破損することがあります。また、条件によっては癒着するので、その予防として液体剥離剤を使用して製品と型の間に膜を作って下さい


Q・2
クリアポリエステル樹脂と透明アクリル樹脂とエポキシ樹脂(透明)
では、どの素材が一番扱いやすいのでしょうか?

A・2
作業性、作業時間的に言えば ポリエステル・アクリル・エポキシの順です。硬化後の寸法安定の点では エポキシ・ポリエステル・アクリル、透明度では アクリル・エポキシ・ポリエステル、耐候性では アクリル・ポリエステル・エポキシの順ですので、用途に合せて使用して下さい


Q・3
透明アクリル樹脂の「入念な表面研磨」とは、どれぐらいの研磨なのでしょう か? また硬化時間はどれぐらいなのでしょうか?

A・3
研磨作業は、作るものにもよりますが、流し込むための湯口や空気穴にできたライナーを削り取るとそこがアクリル板を切り取ったような状態となりますので、300〜1200番の紙やすりで順に削り形を整え、最後に透明にするために全面をコンパウンドで研磨するという作業になります。アクリル用コンパウンドはアクリル板を扱っているホームセンターなどで手に入ります。
硬化時間ですが、硬化剤の量と温度に比例します。ただし硬化剤の量が多いと黄変し、もろくなります。逆に硬化剤が少なすぎると硬化までに3〜4日かかることもありますし、製品の形状も重要です。失敗談で言えば薄いアクリル板を作ろうと思い、硬化後はがしたらまだ全体が柔らかく、板にならなかった事があります。


Q・4
アクリルの流し込みをしたのですが、6時間待ってから型を外してみると、粘度が高く隅々まで流れないという状況でした。アリクルの粘度を下げる方法はないでしょうか?

A・4
アクリルの場合「樹脂温度を上げる」のが粘度を下げる一番の方法です。樹脂温度が上がりますと、硬化は早くなりますので、それを嫌う場合は、主剤のみ湯煎して粘度を下げたところに硬化剤を少量加えてください。


皆様からのご質問、お待ちしております。
kagetudou@mbi.nifty.com